2025/09/25
Salvo Precision MCX ガスブロ人気の理由は?外装から内部パーツまで徹底検証!
Salvo Precision MCX ガスブロシリーズの人気の理由は価格だけなのか?
東京マルイMWS準拠のMCXのガスブロライフルを携え、突如 黒船のごとく現れたメーカー「Salvo Precision」。モジュラーライフルであるが故に複雑な構成となるMCXですが、ぽっと出のメーカーに作れるんかい!という疑問とは裏腹に、発売開始以降かなりの人気っぷりに驚きを隠せません。
それもそのはず、Salvo製MCXはこの価格高騰のあおりを受ける中、なんと6万円台というズバ抜けたお求めやすさで話題なのです!
コスパ重視と言えば聞こえは良いですが、肝心の性能が良くなければお話になりません。外装のクオリティは?内部パーツの精度は?弾道は?その辺りをショップ目線で詳しく検証してみました。
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外装パーツのクオリティ
MCXはボルトやバレル、ハンドガードなどを簡単に交換でき、作戦に合わせて弾薬や装備を切り替えられるモジュラー性能が最大の特長です。
サバゲーやシューティングで使うガスブロにそこまでの機能が必要かと問われると言葉に詰まりますが、実銃がそういうキャラクターならばギミックとして欲しいのは事実。MCXをエアソフトガンとしてモデルアップするうえでの1つの鬼門でもあります。
実際のところ、これまで各メーカーから発売されたMCXガスブロはこの課題をクリアしており、ストックまで含めて交換が可能になっています。肝心なのはその取り付け精度ですが…
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MCXガスブロでは最安メーカーとなるSalvo Precisionですが、ハンドガードの組付けが非常にしっかりしており、グリップからハンドガードにかけての捻じりに対してもガタや軋みは一切ありません。
ストックも銃身に対して真っ直ぐ取り付けられるし、CNCマシンの工作精度が非常に高いことを窺わせます。安かろう悪かろうではないクオリティに戸惑いさえ覚えます。
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刻印やディテールも非常に美しい!MCX SPEAR LTの複雑な造形もバッチリ再現。低価格帯では安っぽいカラーリングになりがちなダークアースの塗装も、渋めにキマっています。
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ブラックアルマイトも妙にテカっている様なことはなく、マットで落ち着いた黒に染められています。
Salvo Precision MCX のモデルラインナップも注目ポイントの1つ。これまで各メーカーでも注力してきた第2世代、VIRTUSやRATTLERのほか、現行の第3世代MCX SPEAR LTのモデルアップの他、ハンドガードデザインが異なるCSAWもあります。ここまでで載せてきた画像はこの第3世代の2機種になります。
SPEAR LTとCSAWの関係性については諸説ありますが、モデル考察まで含めると壮大な記事になってしまいますので(笑) 詳細についてはオルガエアソフトのエアガンレビューサイト「OUTLINE」でご確認ください。
OUTLINE「SALVO PRECISION MCX SPEAR LT ガスブロ 各モデルの詳細」
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内部パーツや弾道性能
外装だけでなく…いや外装以上に?プレイヤーにとって重要なのはガスブロとしての性能ですよね。しかしMCXのモジュラー性能は内部パーツ設計にとっても鬼門だらけ。
AR-15原型のライフルとは言え、バッファーチューブを持たないため独自のボルトキャリアやブローバックの設計が必要で、しかもそれをMWS規格に合わせるというのは中々Salvoやり手です。まぁ…後発メーカーなんで有利なのは確かですけどね…。
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しかし、とっても感心したのはバッファーの設計!MCXのロアレシーバーは後ろにバッファーチューブがないため、レシーバー内でボルトキャリアの衝撃を受け止める必要があります。
通常は(実銃も含めて)ゴムやポリマーのクッションをロア内部後端に設置して終わりなんですが、Salvoはゴム・台座・スプリングの構成で耐衝撃性を持たせており、非常に好感の持てる設計です!
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付属マガジンはMWS準拠のものが付属します。サードパーティー製MWSマガジンにありがちなガスルートパッキンが高めのタイプなので、仕様上は東京マルイ製マガジンも使えるはずですが要調整となります。
スペアマガジンとしてはDouble Eagle製のマガジンがオススメです。
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DE Airsoft MWS用 35連 ガスマガジン (東京マルイMWS/AR対応)
そして肝心の弾道性能。ORGAの試射環境上ショートレンジではありますが、7.5mの距離でA4サイズのターゲットの集弾性がコチラ👇
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着弾範囲は大体 左右20mm、上下40mmの中にまとまりました。実は検証の一環で初速安定化のカスタムを入れてあったり、ロングレンジではないため決定的な評価ではありませんが、7.5mで、しかもガスブロでこのまとまりであれば充分な集弾性と言えるのではないでしょうか。
ちなみに、上記のカスタムや初速の実測値についても検証しておりますので、詳細についてはOUTLINEの別記事もご覧頂ければと思います!
OUTLINE「SALVO PRECISION MCXガスブロの実力検証」
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2025年9月末現在、Salvo Precision MCX ガスブロシリーズは、特に人気のSPEAR LTについては再生産待ちとなっております。
ただし、真にオススメしたい米陸軍デルタ仕様のCSAWについてはまだ在庫がございます!また第2世代のVIRTUS、RATTLERについても少量ながらご提供可能です。ORGAならではのカスタムメニューもございます。
高級機種として中々手を出しづらかったMCXが、AR-15系と比較してもお手軽に入手できるコスパ最強のSalvo Precision。この機会に是非、お手に取ってもらえればと思います!
Salvo Precision MCXガスブロシリーズのご購入はコチラから!
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