2026/01/21

付け替え自由、衝撃のデントラーマウント。

デントラーマウント。初めて耳にするブランド名かもしれません。しかし、ドイツの狩猟市場では今や知らないハンターはいないほど知名度の高いスコープマウントとなっています。(注:こちらの記事は、当方が2022年11月に用意したブログをリライトしたものになります。)

【はじめに】

古くから国内の銃器メーカーと光学機器メーカーの熾烈な競争がひしめくドイツ狩猟市場において、デントラーマウントが猟銃での狩猟に携わるドイツ人に受け入れられた背景には明確な理由があります。ライフル銃にはライフルスコープ、ドットサイトなど、射手のニーズに応じた光学機器が取付けられますが、一度ゼロイン(*バレルから射出されるタマの着弾点と、スコープ越しに捉える狙点とを一致させる作業)を整えたが最後、あえてスコープをライフルから取り外すという選択肢はありませんでした(*ゼロインが狂う可能性が高い)。しかしながら、シューターたちにとっては、ロングレンジ、巻狩り、標的射撃など、それぞれの場面でライフルと併せて使いたい光学機器は全く異なります。この不自由さの解決に本気で取り組んだのがデントラー(過去記事)でした。

 

【分離する上下】

上の写真は対物側が特徴的なライフルスコープ、マーチShorty 1-8x24。お借りした個体ということもあり、念の為、マスキングテープで保護しながらの取付け作業です。対物側の外径とチューブ径が異なる為、メーカーでは専用マウントが用意されていますが、デントラーマウントでのご要望をうけ、今回トライしてみました。デントラーは上下モジュールから構成され、ベースレールと呼ばれる下側モジュールを銃器へ取付け、上側はシューターの好みに応じたセットアップを複数用意しておくことで、光学機器を自由に運用できるという、大変優れたスコープマウントなのです。

 

【前後で異なる径】

このMarch 1-8x24ショーティ、チューブ径30㎜に対し、対物側の外径は33㎜です。故にメーカーから専用マウントが用意されている訳です。今回、デントラーの34㎜径リングを用いた場合での解決法を見て参ります。

 

【こんな感じ】

34㎜径のリングを使うことになりますが、対物径は33㎜。リング側に1㎜のサイズオーバーです。この対策として0.5㎜厚のシムを外周に用います。図解にすると上のような感じです。デントラーマウントはリングの前後位置に加え、高さも自由に選べることから、倍率ズームリングの干渉も回避することができます。

 

【最終的には】

取付け完了の図です。マスキングテープも外してスッキリしました。前後で異なるリングを用いましたが、今回はシムを活用することでスコープの傾きもなく、お客様のご要望にも応えられたかと存じます。

 

【ビクトリーショーへ行こう!】

デントラーマウントにはライフルスコープはもちろんのこと、Aimpoint、Noblex(旧ドクター)などへ向けた専用モジュールが用意されています。ご興味のある方は、お近くの銃砲店様、またはイベント(次回は令和8年1月24日開催のビクトリーショー)等で実機をお試しいただければと存じますVショーではドラサイトもご用意ございますのでぜひ

 

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