2025/11/14
狩猟用のエアライフル(空気銃)。
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【はじめに】
秋ですね。今回のブログは空気銃。パリオリンピックで注目を集めていた競技のひとつでもあるエアピストル。圧縮された空気の力でペレットと呼ばれるタマを射出し、競技ごとに定められた距離に置かれた小さな的の中心を狙い得点と競うという、並外れた訓練と高い集中力が求められる射撃競技です。一方、エアライフルと呼ばれる分類があります。競技用と狩猟用に分けられますが、本記事で取扱うのは米国スカウトエアガンズ射の狩猟用エアライフル。狩猟用空気銃の醍醐味は何と言ってもライフルスコープ。
【ロングレンジ向けスコープ】
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50m、100m先の標的。狙った所に着弾をさせるためには、重ねた訓練から初めて身に付く感覚に加え、使う道具に慣れることが必要かもしれません。ここで言う道具とは、空気銃であり、ライフルスコープです。
【狩猟用エアライフル】
エアガンと大きく異なる点は、弾の射出出力(パワー)、使用されるペレットと呼ばれるバトミントンの羽根に類似した形状の弾。製品競争はどの市場でも見られますが、エアライフルも同様です。欧米の大手空気銃メーカーからマーケットへ投入されている狩猟向けエアライフル。高出力化している市場環境を背景にスラッグ弾と呼ばれる空気銃専用の弾も少しずつではありますが市場シェアを伸ばしています。
【Vixenの狩猟用】
狩猟へ向けたライフルスコープは用途に応じ幾つかに大分類されています。ロングレンジ向けとして対物径50㎜及び56㎜レンズで高倍率の変倍ズームを備えたもの、対物42㎜径のオールラウンドタイプ。視野角も求められる巻き狩りでは人気の24㎜或いは25㎜径のショートスコープ。近距離で動きの速いターゲットをとらえるにはドットサイトといった選択肢もあります。但し、エアライフルでは標的のサイズが小さいことから、ライフルスコープの方が圧倒的に有効です。
【まとめ】
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本記事で取り上げたエアライフル(空気銃)所持には法律の規制が設けられているため、空気銃には所持許可が必要です。狩猟での使用を希望する場合、更に狩猟免許が必要になります。
狩猟用エアライフルを所持するまでの準備は、一緒にお住いのご家族の理解に加え多少の時間と労力が求められます(*用意する書類も少し多いです)。しかしながら、あせることなく、タイムスケジュールに余裕を持ってゆっくりと進め、法律に則り、許可申請に必要な要件を満たすことで、エアライフルを正式に所持をすることができます。弊社でも空気銃所持に関するご相談を随時承っておりますのでお気軽にお問合せください。
米国スカウトエアガンズ社の空気銃に関する大型特集記事はホビージャパン様の専門誌、ガンズアンドシューティングのVol.27に掲載です♪ガンズアンドシューティングでは射撃や狩猟の最新ギアに関する記事が満載ですので、狩猟や射撃にご興味のある方はぜひ!