2025/01/10
エレベーションの移動量?
【はじめに】
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2025年初回のブログ記事はライフルスコープのエレベーション移動量です。
【動くぞ】
エレベーション/ウィンデージというワードに聞き覚えはあるものの、実際には何だっけ?という方の方が多いかと思います。そこで今回記事ではスコープのエレベーションに触れて参ります。
【移動量とは】
スコープにはレチクルという、スコープ越しに見える標的に対し指標として機能する物差しのようなものが備わっています。スコープの内部に組み込まれているレチクルはシューターの任意で上下左右に動かすことができ、この調整可能な動き幅をレチクルの移動量といいます。
【スコープによって】
レチクル移動量は用途によって異なります。ショートスコープでは1/2MOA、又は1/4MOA、一方でロングレンジ向けは1/8MOA、1/16MOAといった具合です。この分数で表されるMOAとは別に、Mradという表示もあります。これは好みによって分かれますが、機能的な部分に大きな相違はありませんので、身近にいる仲間が使っている方に合わせておくと相談もしやすいので良いと思います。
【1クリックは】
当方のスコープ関連記事では、クリック当たりの移動量はホニャララ...という表現を多用していますが、これは上述の分数で示されるツマミをカリッと僅かに1つだけ動かした際に動くレチクルの動作量のことを言っています。このレチクルが動くという言い回しについてもイメージしにくいかもしれませんので、簡単に図を使ってみてみます。
【図で見ると】
縦方向(上下方向)の調整にエレベーションのつまみを使います。狙ったところが緑の円とし、実際の着弾が青い円だったとします。そして射撃の距離は50m。
(*MOAとMrad、本記事ではMOAという単位で話を進めて参ります。この1MOAという単位。厳密には3センチ未満(距離100m先の地点で)とされておりますが、精密射撃以外の場面と仮定し、1MOA=約3センチで話を進めます。)
【カリカリ合わせる】
例えば1クリックで1/2MOAの移動量を持つショートスコープ。ガンレスト或いはセキュアに固定した状態で数発撃ってみた結果が上図だとします。この場合はきれいに縦方向へズレていますので、着弾した地点へエレベーションを回しカリカリと緑円を青円へ合わせるとPOAとPOIが合わさり、いわゆるゼロイン(緑と青の円を重ねる)が整います。ミリメートル、或いはセンチメートル単位で着弾点の補正が必要な射撃では、1/8MOAでの移動量の方が使い勝手がよく、ロングレンジ向けのスコープで見られる製品仕様です。
【短距離程カリカリ】
上図を見ていただくと、同じ1MOAでも距離によって移動量(幅)が異なってくることがイメージできるかと思います。皆さんのお手元にあるスコープないしは、ドットサイトに搭載されているエレベーション/ウィンデージの調整はこんな感じになっています。距離が近いほどカリカリする必要が出てくるため(面倒)、ドットサイトやショートスコープには1/2MOAでのレチクル調整が多く見られます。
【まとめ】
ということでエレベーションの移動量についてなるべくわかり易く図解してみました。こちらのブログではサバゲーで使って戴けるタクティカルマウントや光学機器に加え、それらの使い方や便利な情報をお伝えして参ります。2025年もドイツと狩猟とおいしい話を何卒よろしくお願い申し上げます。
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